葬儀後の諸手続き

名義変更・停止など

免許証や会員証、、健康保険証、年金証書(年金手帳)、自動車の免許証、パスポート、身分証明書、クレジットカード等の返却や停止手続きが必要です。

葬祭・埋葬料受給、生命保険受給の手続き

健康保険や国民健康保険などから、葬儀費用の一部が支払われます。どの保険でも、基本的には支払い請求手続きをしないとお金を受け取ることができません。 亡くなった後、すみやかに保険会社に連絡します。

被爆者の方へ

死亡者が原爆の被災者だった場合は、死亡者の居住地の市区町村役所の窓口へ被爆者手帳を提出し手続きすると、健康保険の葬祭料とは別に葬祭料がもらえます。

所得税、相続税の申告

故人の所得税の確定申告は準確定申告といい、相続する人が故人の住宅地の税務署に出向いて行います。相続税は、相続または遺贈により取得した財産を対象として課税するものです。 相続開始を知った翌日から10カ月以内に、相続人が故人の居住地区を管轄する税務署に申告書を提出し納付します。

医療費控除について

故人とその扶養家族のために支払った医療費は、亡くなった日までに支払った分が故人の確定申告から控除されます。

相続

遺言がある場合にはそれに従って相続します。遺言がない場合には、民法で定められた相続人(法定相続人)が民法で定められた相続分(法定相続分)の遺産を相続することになります。

葬儀後の法事

初七日法要
  • 葬儀祭壇をはずし、後飾り祭壇を設置します。親戚、友人、葬儀でお世話になった方々を招き、仏式の場合、お寺様にお経をあげてもらい、その後、菓子や精進料理等でもてなします。 初七日法要を繰り上げ、火葬場から帰った後の法要と一緒にすませることが多くなっています。
忌明け法要(四十九日法要)
  • 仏教では、四十九日まで遺族は七日ごとに法要を営み、故人のために追善供養を行います。四十九日(三十五日)の法事を営むことにより、遺族にとっては「忌明け」となります。
    忌明け法要の準備はメモリードにお任せください。
香典返し
  • 忌明け後に「忌明けの挨拶状」と「香典返しの品」が届くように手配します。
    忌明け法要の準備はメモリードにお任せください。
位牌・仏壇の準備
  • 墓地には寺院墓地、公営と民営の霊園墓地などがあります。 石碑工事は1カ月から1カ月半かかります。墓石の建立は、一周忌、三周忌などの年忌にあわせて行うのが一般的です。
    墓地・墓石の準備はメモリードにお任せください。
お盆
  • 四十九日の忌明け後、最初に迎えるお盆を新盆、あるいは初盆といいます。 亡くなった方の霊が初めて戻ってくるということから特に重要とされています。
年忌法要
  • 故人の亡くなった日を命日といいます。年に一度、亡くなった日と同じ命日がきますが、これを祥月命日といいます。 月の命日を月忌といいます。 四十九日までの法事の他、百ヶ日、一周忌が大切なものといわれます。 2年後の命日は数えで計算し三回忌となります。